2020年10月30日は
ACホテル東京銀座
に泊まりましたが、
その日の夕食は、プラチナ特典の30パーセント引きを活用するため、
1階のスペイン料理レストランを利用しました。
そこで、頼んだのがこちらの3品。
あと、これに、生ビールを注文しました。
2番目の写真の手前のコハダは、江戸前寿司とスペイン料理の融合で、なかなか美味しかったです。
1番目の写真のアヒージョは、あとで妻から、「汁はオリーブオイルだから飲まないよ」と教えられましたが、
この時は、にんにくがしみ込んだスープだろうと思い、全部飲み干しましたが、オリーブオイルだけあって、
なかなかに、脂っこかったです。
3番目の写真のは、なんとかアホという面白い名前のスペイン料理で、これも私の好きなにんにくが使われておりました。
しかし、全体的には、いまいちな味でした。
あとで、なんで、「いまいちな味」なんだろうと振り返ってみましたが、
やはり、スペイン料理は歴史が浅いからだという仮説にたどりつきました。
世界四大料理である、イタリア・フランス・中国、日本は、どれも歴史が古く、かつ、パクスロマーナや、フランス王朝、歴代中国の長い王朝、日本の平安時代のような、比較的長い、かつ、比較的戦乱のない時代があり、その時間の長さの中で、だんだんに、味が洗練されていったのだなと思いました。
無敵艦隊を誇ったスペイン、日が沈まない帝国と言われたイギリス、今まさに隆盛をきわめるアメリカ、どれも、美味しい料理がないのは、(確かにハンバーガーは美味しいですが、アメリカ料理とは言われてません)やはり、歴史が浅く、かつ戦乱が続いてきたことが大きいのでしょう。
有名人のGACKTは、いまマレーシアに住んでいますが、一番の決め手は、食事の美味しさだったとか。
しかし、マレーシア料理がおいしいのではなく、比較的、高額な高級ホテルの、和食や中華が、おいしく、かつ、値段が非常に安かったとのこと。やはり、ここでも世界四大料理が出てきます。
料理と数学の進化度で、その星の進化度がはかれるという仮説もあるぐらいで、やはり、文明の最先端(原因)が数学なら、文明の隆盛(結果)をはかるバロメーターが料理だろうなと思います。「食文化」という言葉があるぐらいですから。(衣食住の、食のほかの、衣文化、住文化という言葉はありません)文明・文化の象徴、証明の一つが、料理と言えるかもしれません。
ただ、食事も大切ですが、人生において一番大切なのは、心だと思います。
食事もお金もあの世に持って帰れませんが、心だけが持って帰れます。
食事やお金という神から与えられた人生を豊かにしてくれ、憂いをわすれさせてくれるものへの感謝を忘れることなくというのは当然ですが、
その生活の中で、いかに、心を磨き高めるかということこそが人生の目的だと思います。
仏教でいう、五官煩悩(目・耳・鼻・舌・肌の欲)の舌の欲にとらわれるな、ということだと思います。
かといって、完全に否定することなく、素晴らしい料理に感謝し、その感動と食物のエネルギーを、いかに、世界を輝かせるために使えるか、それが心の向上ということですね。
といいつつ、夕食の後は、これまたプラチナ特典のウェルカムギフト&ドリンクを堪能させてもらいました。
神様、ありがとうございます。