2日前(2020年10月22日木曜日)のことになります。
ところで、
いま、実は、石垣島に来ております。
土日も休みなく働いているため、こうして南の島に来て10日間ほど年2回ほど滞在することで、
自分を強制的に休ませております。
この休みをとることで、リフレッシュし、新たな活力を得て、
またガンをはじめとしたストレスを原因とする病気を防いでおります。
(と言い訳しつつ。いえ本当のことでもありますが)
本題に戻ります。
その日夕方に、石垣島の有名店、「まぐろ専門店ひとし本店」に予約を入れておりました。
百回以上電話してやっと予約の電話がつながりました。(冗談抜きで)
そして、喜び勇んで、ホテルでレンタサイクルを借り、
自転車を飛ばしておりました。
途中、イヤホンから「ブー」「ブー」という音が何度も聞こえ、「耳障りだな」と思っておりましたが、
「う!?これ、もしかして、なにかの警告!?」とふと思い、
(虫の知らせ的な!?こういうことが時々起こります。不思議ですね。)
ふと、後ろのポケットを探ってみると・・・。
「ない!!!」
いつも入れている財布がない!
中には、結構な金額と、5枚ぐらいのクレジットカードが入っておりました。
「やばい!このままだと帰れなくなる!」と思い、
心を落ち着かせながら、来た道をホテルに向けて戻り始めました。
心の中で、
「どうか見つかりますように。
拾われている場合は、いい人に拾われますように」
と一生懸命に祈りながら自転車をこぎました。
十分ほど戻ったところで、男性の方が、
うつむきながら歩いているのを後ろから見かけました。
少し通り過ぎたところで、振り返ってみると、
なんと、私の財布をお持ちでした!
その方に、
「ありがとうございます。それ私のです。どこにありましたか?」と聞くと、
「そこに落ちてました。警察に届けようとしてたんですよ。」と言っていました。
「お礼に、千円でも。」と渡そうとしましたが、
「いえ、いいです、いいです。」と辞退されました。
ほんとうに、いい人に拾われていてよかったです。
石垣島、本当に、いいところです。
天国のようなところです。
日本のルーツのひとつも、この八重山諸島にあるようです。
あとで、調べると、スピリチュアル的には、
大事なものを落とすことは、厄落とし的な意味もあるとのこと。
たとえ、戻ってきたとしても、それは厄を落として戻ってきたのだとのこと。
たしかに、
私は、人を信じる心が足りなかったかも。
その人を信じる心が足りなかったという厄を、
財布を拾って下さるという素晴らしい方に出会うことで、
厄落とししてくださったのだと心底感じた出来事でした。
人間は素晴らしい!