本日は、2020年10月30日金曜日。いま、石垣空港を出発し、羽田空港に向かっております。11泊12日の超長期の休暇?を終え、エネルギー満タンです。
ところで、昨日夜に、ANAインタコンチネンタル石垣の新館にあります、サルティーダに行ってまいりました。
昨日で、3回目です。昨日は、ホタテ貝、車エビ、そして子ヒツジの肉、さらにオリオンビールを注文しました。
本当は、オリオンビールの生が飲みたかったのですが、いまのところ、コロナの影響で、生ビール復活の目途はたっていない!!!とのこと。本館の1階の日本料理八重山では、生ビールが提供されているそうです。(ここは、前回6月に行ったときに、あまりにもマース煮が不味くて、クレームを入れたところ、翌日に無料で、料理長が腕によりをかけたマース煮をたべさせてもらいましたが、やはり不味かった・・・)
しかし、この日も、ここサルティーダは、本当に、繊細!(いろいろな味が複合された味わい)で、斬新(東南アジアの香辛料を使い、フランスのジビエ料理と融合させている)!で、本当に感動しました。そして、料理を終え、ふと思いついて、ここの料理長の名前を聞こうと思い立ちました。通りかかりの接客の女性に料理長の名前を聞くと、フランソワという名前のフランス人で、以前どこにつとめていたのかを聞くと、分からないとのこと。
そこで、料理長を呼びますので、直接お聞きくださいということになり、料理長を呼んでもらいました。(ドキドキ)すると、腕いっぱいに、タトゥーを入れた、まさにフランス人の若い料理長が登場!つたない英語で、「Very Delicious!」と絶賛すると、とても喜んでおられました。そして、以前勤めていたレストランを教えてほしいとお願いすると、「TRUNK HOTEL」とのこと。隣にいた若い接客の女性はびっくりして、「え、あの若い子に大人気の・・・」とびっくりしてました。
さらにお聞きすると、「TWO ROOMS」という東京の食べログ3.7の超有名店にも勤めておられ、そこでは、「とても忙しかった」とのこと。なるほど!こうやって、いろいろな有名店で修業していたからこそ、こんなに繊細で、斬新な味わいが出せるのかと納得!しました。最後に、「料理に感動しました」とお伝えすると、フランス人の料理長も、感動されたご様子でした。日本人は恥ずかしがり屋だから、わざわざこうして呼び出してほめたりはしないからかもしれません。私も普通は恥ずかしくて、わざわざ料理長の名前を聞かないし、料理長を呼びませんが、(そういえば、リッツカールトン京都の料理長はクレームを入れるために部屋まで呼びつけましたが・・・)
あまりにも感動したために、ついつい、今度はクレームではなく、逆クレーム(絶賛)を入れてしまいました。
最初、接客の人を呼び止めたときは、「何かご不快なことがありましたでしょうか?」とびくびくされておられ、以前のお客様情報にクレーマーとして登録(汗)されているようでした。
しかし、今回は、素直に、料理の味に感動し、感銘をうけ、クレームではなく、誉め言葉の嵐を送ってしまいました。
私も、このような人を感動させるような仕事をしていきたいと、心底思った体験でした。
そういえば、以前、宮古島のとなりにある伊良部島の新築のマリオット系列のホテルに泊まった時も、フランス人の接客係がいたので、フランスにも(わざわざ日本に働きに来る)日本びいきの人が多数いらっしゃるように思いました。
日本も特にフランスを尊敬していますが、フランス料理が本場フランスよりも三ツ星が多いのは、ここ日本だとのこと。
納得です。