約2か月ぶりの更新になります。
経営をしながら、執筆って大変ですね。
モードが違います。
最近は、「時間数」にこだわっています。
2012年に、知り合いの東証一部上場の会社の社長のところに、
弟の市議会議員選挙出馬の際の支援のお願いにうかがったことがありました。
当日、いきなり本社に訪問すると、当然のごとく、
秘書の方に、いきなりは会えませんと、門前払いされそうになりました。
じゃあ、メモだけということで、「今度飲みましょう。自分の名前」と書いて渡してもらうことに。
すると、秘書の方が「少々、お待ちください。」と引っ込み、
「社長が会われるそうです。どうぞ。」
と、社長室に案内されました。
前置きが長くなりましたが、
そのとき、社長に、私から質問を投げかけてみました。
「成功するために必要なことを、一言でいうと、なんですか?」
社長「うーん、(沈黙)勤勉さ、じゃねー。(方言で、どこの地方かばれてしまう~)」
じゃねーは、方言で、標準語では、「かな~。」ぐらいの意味です。
え、一言でいうと、勤勉さなのかい!と思いました。
みんな、やってるじゃん!と。
しかし、最近意味が分かり始めました。
その社長に、その数年前にも、お会いした時、
「最近、コンサルタントの渥美さん
(今は亡くなられていますが、イトーヨーカドー、ニトリなど、ほぼすべてのチェーンストアの成功を支援された伝説のコンサルタント)
と、一緒に、タヒチにいったんよ。」
えー、いいなあ、おれも、行きたいと思いましたが、
そのあとの言葉がすごかった!
社長「20年ぶりの休みじゃったなー」
「20年ぶりかーーーーーい!」と、思わず、心の中で、つっこみ!
これが、勤勉さということなのかと。
だいたい、成功する社長というのは、
途方もない、時間数を、仕事にかけています。
アメブロで有名なサイバーエージェントの藤田社長も創業期は、一日20時間ぐらい働いたとか、
孫正義も、働きまくったとか、
一番すごいのは、ビル・ゲイツで、一年で6000時間を超える!労働量をこなしたそうです。
これって、お金持ち順位をそのまま表しているような!
世界一のお金持ちが、やはり!労働時間でも、世界一!働いている!!!
1年で6000時間ということは、一日16.5時間を毎日です。
つまり、年中無休で、普通の人の倍の時間数を働いてきたということです。
いえいえ、普通の人は、年間の3分の1が休みですから、ほぼ3倍でしょう。
じつは、これは、科学的にも証明されているようで、
ランチェスター経営で有名な竹田陽一さんも、
「経営で一番大事なのは、結局、時間数。
これは、ランチェスターの法則。
質は、時間数をかけないと、高めていけないから、
結局は時間数。
他の人の2倍働けば2乗の4倍。3倍働けば9倍。の攻撃力。」
ビル・ゲイツは、3倍だから、9倍の攻撃力を誇ったことになります。
そりゃ、勝てんは!
当時、世界最強と言われた巨人IBMを、したたかに、抜き去った秘密がここにあるようです。
もちろん、ビル・ゲイツは、「運がいい。あれほど、幸運が続く、経営者も珍しい」と言われましたが、
その運をどうやって引き寄せたのかといえば、やはり、この圧倒的な時間数でしょう。
「天は自ら助くるものを、助く。」(サミュエル・スマイルズ「自助論」)
神様も、努力しない人を助けることは、ありません。
なぜなら、努力しない人を助けたら、この世は、努力しない人だらけになってしまうから。
私も、圧倒的な時間数を目指し、日々努力していきたいと思います!